釣り日記 平成17年 3月

                                                       釣り日記TOPへトップページへ

2005年3月28日(月)
綾里沖まで行ったんだけど、タラは釣れませんでした。
綾里崎沖です。黒崎沖です。 どこの船かわかりませんが、イサダ漁をしていました。魚探にまるくイサダの影が映っており、その周りに15隻ほど寄せ合ってイサダを捕っていました。ここで釣りをしたかったのですが邪魔だと思い、写真だけ撮っていきました。

本日の釣果時間 9:30〜14:30
潮の動き 中潮 満潮 午前 4:47 午後 5:04
           干潮 午前 11:19 午後 11:24
 一週間ぶりの休日。前回できなかった、ヒラメのジギングをしたくて前日からジグを何にするか決めたりしたり、ポイントを絞ったりして準備してました。使用するメタルジグはマリアオフィスのスウィング・ウェーブ180g(オークションで手に入れたこれしか持っていないのです。どこに売っているか誰かわかりません?)にタコベイトをくっつけて2種類準備しました。(画像がなくてすみません。)今のところしゃくると横に走るメタルジグはこれしかないような気がするんですけど、北海道には和製ルアーでこれに良く似たものでテンテンというものがあるそうです。もともとはマスを釣るために使われていたそうで、たまたまヒラメが釣れたことでテンテンがヒラメに有効だとわかったようです。青森県にもこれに似たものがあるそうです。もし興味ある方は、ヒラメ攻略マニュアル(辰巳出版)に書いてありますので読んでみてください。
 当日、起きたら父親が「今日はナギで午前中は晴れているから網の手伝いのついでに綾里に行かないか。」というので、めったに行けない綾里沖なので2つ返事で行くことにしました。何でも地元、東海新報という新聞に「タラが釣れているよ。」と書いてあったのが気になったらしく、網で捕ったことはあるけど、釣りをしたらどんなに引くのかやってみたかったようです。(私も釣ってみたかった。)
 船は父親所有の船で画像はありませんが2.7トンです。午前8:00頃に出航して13〜15ノットで目的地に向かいます。途中私も運転させていただきました。(一応小型一級船舶持っている・・・けど、あまり運転したことがない。)いゃあ、船はやっぱりいいですねえ。細川たかし氏の「北緯50度」や鳥羽一郎氏の「兄弟船」が本当に似合っていると思うほど波を切り裂きながら突き進む感じは、海の男って感じで、本当にいいですねえ。ねじり鉢巻しょうかと思いました。途中、海鳥が群れを作って海面を漂っているところを進むわけですが、なぜかここに来ると「鳥よ、鳥よ、鳥たちよ・・・。」と今、人気の杉田かおる氏の歌が頭の中で流れてきて・・・。ま、冗談はこのぐらいにして。
 魚探で根を探しながら、仕掛けを下ろします。メタルジグのほうが釣果がいい様なので、私はヒラジグラを使うことにしました。300gがお薦めでしたが、あまり急だったため200gしかなく、それを使うことにし、父親は冷凍イワシを使いました。
 タックルはタラ釣りにはちょっと不安かなと思いますが、以前紹介したダイワのSALTIGA HIRAMASA57Sとシマノのツインパワー8000、ラインはPE4号、リーダーはバリバス60lbを使いました。(10kgjまでが釣れればロッドはなんとか持つだろうという浅い考えですみません。いつかタラ用のタックルが欲しいですね。)水深は70mから110m付近を流しで、2時間ほどシャクリ続けましたが、水の抵抗だけで釣れる気配はありませんでした。次のポイントの綾里沖5マイルにも根があるのでそちらも2時間ほど粘りました。父親が「何か釣れた。」と言って、仕掛けを上げていましたが、途中から軽くなり、イワシの頭だけ残って上がってきました。なんだったのかなあ。もう少し、水深200mぐらいの沖に出れれば良かったんですけど、午後1:30頃から波が立ってきたため断念し、広田黒崎沖にソイ、アイナメ狙いで戻りました。
 黒崎沖に入ろうとしたら、15,6隻の10トンから20トンぐらいの船が船団を組むように椿島沖から黒崎沖に向かってイサダ漁をしていました。どのように捕るのかはわかりませんが、浮き球が両側に船の後ろ?にあって、その下に網があり、それを巻き取ってイサダをすくって捕るのだと思います。その船の後ろをゆっくり通ると魚探に赤く、丸い塊が写ります。右側の写真が2枚ともイサダ漁の様子です。大掛かりな作業で、よく、やるなあと感心して見ていました。
 黒崎沖でも、メタルジグを使って30分ほどジギングをしましたが、エサつりの父親も何も釣れませんでした。潮の流れが悪かったのか?なあ。魚がいなかった事にしましょう・・・。
 西の空から怪しい雲が近づいてきたため、急遽、網を上げることにしました。ここ、一週間ナメタガレイがよく掛かっているようです。本日も最高、約45cmを筆頭に20匹ほどの水揚げがありました。ポイントは・・・親の商売なので勘弁してください。
 このナメタガレイ、網からはずすとき気持ち悪いほど泡を出すんですよねえ。手に付くと滑ってはずしづらいんです。でも、煮付け(ショウガ醤油で甘く煮付ける)にすると皮がプルプルして、ヒレの身がおいしいんですよ。良く言えば鶏肉の皮の感触に似ています。市場に売らなければならないので、いくら漁師でもたまにしか食べられません。みなさんもどこかの料理屋で試しに食べてみてください。煮つけだったらナメタガレイが私は一番おいしいと思います。
 また、次回スウィン・グウェーブでのジギングに挑戦してみたいと思います。文章が長くなりましたね。読んでくれてありがとうございます。

2005年3月17日(木)
本日はカジカだけ・・・

本日の釣行時間 8:30〜10:30
潮の動き 小潮 満潮 午前6:41 午後9:34
           干潮 午前0:30 午後2:28
今日は久しぶりの休日。
前日から、今日は午前中は曇りで風もなく、ナギということがわかっていたので、夜中までルアーのヒラメ用の仕掛けを作って準備していました。ジギング用のタックルとカレイ用のエサ釣りタックルを準備して、朝8:00に出航しました。目的地は、50mラインの砂地です。海路図で大体の位置を確認して、今回はミンゼンと碁石崎の大体中間辺りを狙ってみました。8馬力の船外機で約20分掛かります。もっと早い船が欲しくなりました。先にボーズはもうカンベンということでイソメでカレイを狙ってみました。タックルは手釣りで仕掛けはサンゴオリジナルカレイ仕掛け、50号の錘です。20回ぐらいこづいてはちょっとあげて魚信を伺い、30分ほどするとプルプルしたアタリがあります。重さからあまり大きくないことはわかりましたが、ラインを上げていくとアイナメらしき魚影がありました。もっとあげてくると今度はため息が・・・。右の写真のカジカです。
いつもあなたが釣れて来るねえ・・・。9:30頃まで粘りましたが、アタリありません。今度は釣果がいつもあるミンゼン沖に移動します。ここで30分過ぎた頃から、天気予報の予報より早く雨が降ってきました。午後から風が5mと波が4mになると予報が出ていたため、残念ですが、このまま帰港することにしました。結局ジギングはしませんでした。また、次回にやります。
 今日は、新しいバッテリーを使ってみました。ナチュラムで49%引きでしたよ。
 デルコ・ボイジャー105Aバッテリーと運搬用にレイクフォース・バッテリーキャリアというバッグを買ってみました。今まで、カーバッテリーを使ってしました。しかし、寿命に近かったためか十分な速力とパワーが得られず、また、使用時間も短かったため思い切って買い換えました。使用した感想で、よかったと思うことは、本来のエレキモーターのパワーのまま1時間ほぼ連続で使えたということで、落ち着いて釣りができたということです。今日は魚探をもって行かなかったですが、ターミナルのところにポータブル魚探用の電源が取れるネジが付いているので、ポータブル魚探の電池がなくなっても安心です。残念だったのは重量23kgやっぱり重いということですかね。運搬用にバッグを買ったのでいくらか楽です。
 ナチュラム デルコ・ボイジャーバッテリー

2005年3月7日(月)
今日も釣果なしでした・・・。

本日の釣行時間 午後1:30〜3:30
潮の動き 中潮  満潮午前3:33 午後 12:08
            干潮 午前7:31 午後8:17
北西の風、午後から南西の風。 ときおり5mぐらいの強い風がありました。気温は10度ぐらい。暖かかったです。
 3月前半に休みを持ってきたので今日も船を出しました。午前中からやや風があり、波もありました。正午ごろから風が落ち着いてきたため出航しました。沖を目指したのですが、天気予報で午後から強い風がふくとのことでしたので、おとなしく大野湾の中で
イソメとヒラメメソッドさんの仕掛けを使用しました。
 カキの養殖をしているイカダに到着してすぐイソメをつけて、先週日曜日のThe Fishing でやっていたイシガレイつりの要領で小突いては少しあげてみてと3箇所で各30分ほど粘りました。でも、何も釣れません。大野浜と田谷浜のテトラ周辺に何か隠れているのではと流しながらやってみました。それでも釣れません。
 もしかして気の早いヒラメがいるかもということでヒラメメソッドさんの仕掛けを去年ヒラメがよく釣れたポイントで流しながら1時間ほどやってみました。やっぱりアタリも何もありませんでした。
 今は、かえって陸っぱりから夜釣りしたほうがアイナメやソイなどの釣果はあるかもしれませんね。
また、休みに出てみます。
 写真は左が六ヶ浦周辺のイカダです。右が3月3日の日記で書いた「カイ」です。今日も使ったので下半分はぬれています。

2005年3月3日(木)
本日はボーズ

本日の釣行時間 午後1:30〜3:30
天気 晴れ

気温 体感温度で約マイナス1度ぐらい。この寒い中漁師さんたちよくやるなあ・・・。
潮の動き 小潮  満潮 午前8:30
            干潮 午前2:04 午後4:32
 午前中は風が吹いたりやんだりと不安定な天気でありましたが波はなく、出航できるようでした。午前中はどうしても抜けられない用事があり、午後からの釣行になりました。
 前回の釣りに使用したバッテリーが寿命になり本日は船外機と「かい」というボートで言えばオールみたいなもので調整します。こちらではこの「かい」のことを「けぇ」となまってしまうため良く聞かないとなんのことだかわかりません。ちなみにこの「かい」はコツがあって自分より前に、つまり横の前にすすめるのは難しいです。20年ぐらい前はエレキモーター(こちらではシュラスターと呼んでいる。)なんていうものはないので(あったんでしょうけどこの時期はみたことがありません。)小学校のときからカゼとり(うにの開口のこと)やアワビとりに実家の父親に仕込まれました。エレキモーターでも潮の流れの速いところは負けてしまうので覚えてて良かったなと親には感謝しております。バッテリーはないと不便なので今日注文しました。ボイジャーというマリン専用のバッテリーです。後で使った感想を書きたいと思います。
 今日は、いつものようにイソメでカレイを狙いに行きました。目的地は黒崎沖です。しかし、航路標識を2つ抜けたところで風速2mぐらいの強い風のため戻ることを考えると断念せざるを得ませんでした。
 風の弱いところを選んで、袖野漁港の500mぐらい沖でカキの養殖のいかだ周辺を狙ってみることにしました。ここは夏にヒラメの実績があります。田谷浜、大野浜からまっすぐ太平洋側に砂地が走っているのでカレイやヒラメは多いと思われます。
 基本的に流しでやっていますが今日のような強風で風に流されるままだとラインが斜めになってしまうためこぎながら調整します。風の力ってけっこう侮れませんよ。帰ってきたら腕が筋肉痛です。いゃあ、年だねえ・・・。
 1時間ちかくテトラ周辺や砂地を狙ってみましたが、今回は何も釣れませんでした。
 ポイントによってはカレイが寄っている可能性があるので、また、休みの日に挑戦したいと思います。
 あと一ヶ月もすると定置網を各漁師さんが設置し始めます。そのころになればいろいろな種類の魚が取れ始めます。イワシ(こちらはカタクチイワシがメイン)は去年はなかなか手に入らなくて7月頃から分けてもらったことがあります。このイワシはかつお船に売るためのものなのでけっこういい値段がします。おじさんイワシ安くしてね。

                                   釣り日記TOPへトップページへ